■日時: 平成28年6月1日(水) 9:00〜12:20
■場所: NII 国立情報学研究所(千代田区一ツ橋2-1-2)
< 地図 http://www.nii.ac.jp/access/
>
■参加申込方法
参加ご希望の方は、5月20日(金)までに氏名、所属を明記し、SSR事務局
(
msato @ iisf.or.jp )宛にE-mailでお申し込みください。(参加費無料)
■プログラム:
9:00〜 委員長挨拶 奥乃博 (早稲田大学)
9:05〜 @粂野文洋 (日本工業大学)
「IoT時代の次世代スマートホームサービスに関する調査研究
9:50〜 A鷲崎弘宜 (早稲田大学)
「クラウドサービスの開発運用においてセキュリティとプライバシを扱うための
メ
10:35〜 休憩
10:50〜 B峯恒憲 (九州大学)
「大規模時系列位置データに基づく来場者の滞在要因分析とコンファレンス会場での
リアルタイム位置情報提供サービス」
11:35〜 C山本修一郎 (名古屋大学)
「反復型EA開発プロセス
12:20 閉会
■講演概要(講演順)
講演@ 「IoT時代の次世代スマートホームサービスに関する調査研究」
IoT技術の発展に伴い、家電機器、電気設備、センサー等の機器同士が複数連携し、生活スタイル
等のユーザ特性に合わせて家庭生活を総合的に支援するサービスや、天候・季節、健康状態等の
変動的環境要因に適応する次世代のスマートホームサービスが期待できる時代を迎えている。
本発表では、そのようなサービスがどのようなものとなるのか、技術的な課題は何かを明らかに
するため実施した調査研究について、その結果概要を報告する。
講演A 「クラウドサービスの開発運用においてセキュリティとプライバシを扱うための
メ
クラウドサービスの開発運用時にセキュリティおよびプライバシを確保するためのパターンや
プラクティス等の知識群を一貫、かつ、アプリケーションやプラットフォーム等のレイヤを横断して
扱えるメタモデルを定義した。メタモデル上で知識群を知識ベースとして整理する枠組みと
アーキテクチャ設計の見通しを明らかとし、ケーススタディにより有効性を確認した。その際、
アシュアランスケースによる議論の可能性をあわせて確認した。
講演B 「大規模時系列位置データに基づく来場者の滞在要因分析とコンファレンス会場での
リアルタイム位置情報提供サービス」
本調査研究では、Interop Tokyo 2014で取得した約4万人の位置情報データを解析し、来場者の
ブース滞在行動の特徴や、滞在要因分析を行った。また、3つの国内、国際会議での来場者や
運営者のリアルタイムでの位置情報提供サービスを行った。本講演では、これらデータ分析の結果と、
リアルタイムでの位置情報提供サービスを行った知見について報告する
講演C 「反復型EA開発プロセス」
エンタープライズ・アーキテクチャに基づく、ビジネスモデルからテクノロジー・アーキテクチャの導出
までのシームレスな反復型プロセスを支援する方法について実施した以下の調査研究内容を報告する。
1) EAの動向
2) ビジネスモデルの比較
3) ビジネスモデルの変更シナリオ
4) ビジネスモデルの変更品質
5) 既存システムのクラウド化