2024年度 助成事業
研究者海外派遣助成
海外で開催される情報科学に関する国際会議で研究論文発表もしくは招待講演を行うために渡航する、日本の学術研究機関に在籍する情報科学分野の大学院生以上の若手研究者
(在日留学生も可) に、その渡航費および滞在費の一部を助成いたします。ただし、過去 2 年間に当財団より研究者海外派遣助成を受けている方は対象外となります。
対象会議開催期間は2024年4月1日〜2025年3月31日となります。申請の際に会議参加(渡航)済みでも結構です。
外国人研究者交流助成 ( 国際会議参加目的 または 調査・共同研究目的)
日本で開催される情報科学の国際会議において研究論文発表もしくは招待講演を行う外国人研究者、または国内の学術研究機関での調査・共同研究を行う外国人研究者の受入れに関わる渡航費および滞在費の一部を助成いたします。
申請は受入れ者である日本の研究者あるいは来日予定の外国人研究者本人のどちらでも構いません。ただし、申請書等の様式が異なります。
いずれの場合も助成金の交付は受入れ者の方を通して行います。また、交付の都合上、対象来日期間は2024年7月1日〜2025年3月31日となります。
→外国人研究者交流助成 申請書類について(日本の研究者が申請する場合)
→外国人研究者交流助成 申請書類について(外国人研究者本人が直接申請する場合)
助成金額
原則として、目的地または出発地による地域別の定額となっています。
地域 (目的地/出発地) |
研究者海外派遣 (日本→海外) |
外国人研究者交流 (海外→日本) |
---|---|---|
韓国・台湾・香港 | 8 万円 | 8 万円 |
中国・東南アジア | 13 万円 | 13 万円 |
ハワイ・オーストラリア | 16 万円 | 16 万円 |
北米・中米・ヨーロッパ | 24万円 | 24 万円 |
その他 | 個別に決定 |
締切日および対象渡航期間 <2024年度募集スケジュール>
助成の種類 | 対象渡航/来日期間 | 募集締切日 | 結果通知 |
---|---|---|---|
研究者海外派遣 | 2024年4月1日〜 2025年3月31日 (渡航済みの場合も可) |
2024年 5月31日必着 |
2024年 6月末頃 |
外国人研究者交流 | 2024年7月1日〜 2025年3月31日 |
申請方法
助成別の申請用紙をこのHPからプリントアウトまたはダウンロードして、ご記入のうえ、添付資料と併せて当財団事務局へ E-mail(office@iisf.or.jp)でお送りください。
なお、推薦者は、申請者の所属機関・部署の長、大学院生等の場合は指導教官でお願いいたします。また、外国人研究者交流助成の国際会議参加目的の場合は、その国際会議の委員長等の推薦をお願いいたします。
申請書類と記入の際の注意事項
研究者海外派遣助成(日本 → 海外)
申請用紙 財団所定の申請書および審査資料 PDF形式 WORD形式
申請書記入についての注意
・推薦者:所属機関/部署の長とし、所属・役職・氏名・連絡先E-mailを記入
申請者が大学院生/研究生の場合は指導教官
審査資料記入についての注意
・参加国際会議名:論文投稿先/発表がWorkshop/Trackの場合は、その名称も記入
・提出論文の審査方法:審査の対象となる提出論文の該当するところに印をつけ、
ページ数などを記入
・提出論文の採録:採択通知の受理日を記入
審査中の場合は採否結果通知予定日を記入
・論文の採録及び発表形態の詳細:提出論文が採録済みの場合、該当箇所に記入
・論文採択率:今回が不明の場合は前回/過去の参考数字で可
(論文集のprefaceなどで確認)
・Call for papersのURL:会議Webページの論文公募通知が記載されているURL
・共著者:申請者(発表者であること)を含む全員を著者名順に記入
・他機関への申請状況:同一目的(同会議の渡航費等助成)で他財団等に申請
している場合は通知予定も併せて記入
その他の添付資料
- 研究業績リスト(主な研究論文・著書等 A4用紙1〜2ページにまとめたもの)
- 論文公募通知(Call for papers)の複写(会議概要、審査方法等がわかるもの)CFPのURLを審査資料に記載した場合は添付不要
- 提出論文の採択通知・招待状等の複写
締切日までに審査が終っていない場合は <審査中> で申請
<論文採択> の条件付きでの選考となる結果受取り予定日を明記) - 論文査読結果(評価・Review・コメント等)を添付
発行が無い場合は該当欄に印
外国人研究者交流助成(海外 → 日本):日本の研究者が申請する場合
申請用紙 財団所定の申請書および審査資料 PDF形式 WORD形式
申請書記入についての注意
・申請者:採択となった場合は、申請者が受入れ者となって当財団より助成金を
受取り、対象外国人研究者に渡していただきます
・推薦者:来日目的が「会議参加」の場合、会議主催機関の長(代表/関係委員長)
「調査・共同研究」の場合、申請者(受入れ側)が所属する機関/部署の長
審査資料記入についての注意
・来日目的により記入欄や記入内容が異なるのでご注意ください
・他機関への申請状況:今回の来日について同一目的(渡航費等助成)で他財団等
に申請している場合は記入
その他の添付書類
- 外国人研究者の研究業績リスト
主な研究論文・著書と略歴などを併せてA4サイズ1〜3ページ程度にまとめたもの - 「会議参加目的」の場合、参加会議の論文公募通知と外国人研究者に対する
論文採択通知にあたるものを添付 - 「調査・共同研究目的」の場合、来日する目的や経緯等がわかる往復文書
(E-mailなど)の複写を添付
外国人研究者交流助成(海外 → 日本):外国人研究者本人が申請する場合
申請用紙 財団所定の申請書(英文) PDF形式 WORD形式
記入に関するの注意事項は英語版(Visiting Researcher Support Program)に記載
採択された場合は、日本の受入れ側研究者の方を通して助成金を交付いたします
受入れ側と関係する書類
「調査・共同研究」目的の場合:
・来日研究者との来日に関しての往復書簡(E-mailなど)
・来日研究者に関する招待状または推薦状
「会議参加」目的の場合
・論文受理通知・査読結果、招待状など
選考方法および結果通知
当財団選考委員会において審査が行われ、理事長が決定いたします。
結果につきましては、申請者には決定次第 E-mail で採否をお知らせいたします。
推薦者には後日E-mailまたは郵便で選考結果をお知らせいたします。
付記
・当財団からの申請書類受領通知が無い場合は、申請は無効となります。
(メール送付後1週間過ぎても当財団から通知が無い場合は、再度ご確認ください)
・提出いただいた申請書類は返却いたしません。
・他の機関・財団等の同様の助成と重複して受けることはできません。
・提供された個人情報につきましては、選考にかかわる目的にのみ使用いたします。
・結果の公表として、氏名・所属・参加会議名を助成対象者一覧に掲載いたします。
・助成対象の方は、帰国後に報告書を提出していただきます。
・報告書は、財団事業報告書にまとめ当財団Webページにて公開させていただきます。